児童養護施設の実習③~実習生の声~
2024年11月03日
家庭学校では実習終了後にアンケートの回答をお願いしています。実習内容や実習計画に沿った展開ができたかどうか、家庭学校の理念や役割等の理解ができたかどうかや実習を終えての感想等を聞いています。③ではその中で頂いた実習生の感想をいくつか紹介したいと思います。
・子どもたちと直接関わらない場面でも多くの業務があることを知った。
・職員同士の連携や役割分担がとても大切であると感じた。
・大変な業務の中でも子どもたちの前では明るく笑顔で接していたのが印象的だった。
・最初はすごく不安も大きくあったが、子どもたちや職員の方々と関わっていく中で、さまざまなことを学ぶことができた。
・専門職のレクチャーを通して、名前だけではなく、家庭学校で具体的にどのようなことを行なっているのかというところまで知ることができた。
・子どもとの関わり方、強み・課題の見つけかたや注意点、支援の進め方など今後児童養護施設で働くうえで重要なことを学ぶことができた。
と、このような感想をいただいています。もちろん、良かったことばかりではないかと思いますが、それでも評価の会で実習を終えて振り返っての感想を聞くと「楽しかった」「あっという間だった」「思ったより子どもたちが話してくれて嬉しかった」等の感想は多く頂きます。
ちなみに同じく評価の会でもし家庭学校に実習に行く後輩にアドバイスをするとしたら何を伝えるかを聞いてみると、「児童養護施設について事前知識を入れておく」「緊張しすぎない」「味噌汁くらいは作れた方がいいかも」「(慣れてきた頃に実習が終わるので)最初から子どもに関わりにいく」等は複数聞くアドバイスかなと思います。
緊張するのも焦るのも当たり前ですが、せっかく現場に入れる機会ですので、一つでも多くの学びを得て、児童養護施設への理解を深めてもらえると嬉しいです。