児童養護施設の実習①~実習の流れ~
2024年11月03日
家庭学校では社会福祉士・保育士資格取得のための実習受け入れをしています。そんな実習生の受け入れについて、①実習の流れ、②実際の様子、③実習生の声に分けて、お伝えしていきたいと思います!
まずは①実習の流れについてです。はじめに実習オリエンテーションを行います。オリエンテーションでは実習内容や必要な書類、持ち物、注意事項等についてお話しします。「実習のしおり」をもとにお話しするので、実習開始前には読み返し、忘れ物なく、また注意事項等は意識できるようにしておくと、不安も少し軽減するのかなと思います。
オリエンテーション時に配属先が決定していないこともありますので、その場合は実習開始1週間前くらいにはお伝えできるようにしています。なお、家庭学校では基本的に1カ所のユニットのみに参入する形で実習を行っています。
さていざ実習開始です!書類や実習予定の確認を行った後は配属先の職員から1日の流れ等について教えてもらいます。児童養護施設は生活施設なので、実習内容は基本的にケアワークとなります。「生活の中で支援する」とはどういうことか、職員連携はどうなっているのか等についてたくさんの気づきを得て欲しいと思います。
実習予定については初日にお渡しします。家庭学校では社会福祉士・保育士どちらの実習生も専門職(心理士・自立支援担当職員・家庭支援専門相談員)のレクチャーを受けてもらっています。また、実習の中間には実習指導担当職員との振り返りをしたり、行事やイベント等で参加できるものがあれば参加したりしています。
そして最後に実習最終日から2週間ほど期間を空けて評価の会を行っています。事後レポートをもとに改めて実習を振り返り、家庭学校での実習は終了となります。終了後は実習での学びを活かし、児童養護施設への理解を深めて頂けたら嬉しいです。