社会福祉法人 東京家庭学校
児童養護施設 東京家庭学校
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平成29年度 事業計画
中・長期
計画
 昨年度に引き続き“安全”と“安心”を前提とした理念を実現できるための“将来像”と“職員研修”をキーワードとして、@建物(設備・空間) A職員 B児童の三分野に渡って重点目標を掲げています。

 120周年(平成31年)に向けて、東京家庭学校の将来像〜養護理念の構築〜を実現するため組織運営(ソフト)と新築(ハード)の各年度計画(8年間)の5年目となりました。しかし具体的な計画が進行するうちに、震災復興とオリンピック需要が重なり、建築資材や人件費が高騰し、通常の1.5倍の建築費用が算定されるに至り、また同じ敷地内にある上水保育園と同施設内にある光ホーム(身障児者ショートステイ)も同時に新築を予定することになったため、周年行事を2年先送りし、平成33年度新園舎完成を目処に進めることとしました。

 実習経験者をインターンシップとして取り込み、さらに非常勤職員として雇い入れた“育成枠職員”が充分その役割と新戦力職員として機能し、本年度も(2年間)職員の新規募集をせず、人材補充と確保に至ったので、この方策の更なる充実を目指します。
 生活については、在園生の自立の乏しい現状と卒園生の自立できていない状況から、自立支援コーディネーターと連携し、具体的な自立へとつながる自立支援プログラムの強化を図ります。
 また寮舎ホーム単位での1泊2日の旅行が定着してきており、更なる親密度と結束力を高めるために、年間を通じて2回実施します。ただ楽しむだけのものではなく、驚きと感動、今までにない思い出に残るものとなるような充実したプログラムを考えております。
 集団養護の個別対応の中から、グループワーク、個の尊重、自立に向かわせる工夫を深慮し、チームワークの成せる業を習得し、意見表明できる環境整備、清潔な空間を創り出し、忍耐力、潔さと弁え、“様々な体験や情緒を通じ、優しく逞しく”育て、社会性を身に付けていきます。
 今年のキーワードは、自立に向けて“面倒臭いこと”をさせ、“忍耐強くなる”ように導くです。
平成29年度 @新園舎書類申請 A休日保障・福利厚生向上 B自立支援プログラム強化
平成30年度 @全寮舎GH異動 A施設理念方針の再構築 B自立支援プログラム強化
平成31年度 @旧園舎→上水仮園舎 A各種諸規定の見直し策定 B大学等上級進学推進
平成32年度 @旧園舎解体 A組織運営の見直しと強化 Bアフターケアの充実
平成33年度 @新園舎完成-引越し A研修体制見直しと強化 B地域交流と地域密着
本年度
重点目標

@生活は与えられるものではなく 能動的に自ら作り出すものして面倒臭いことを克服していく

 生活の主体者としての自覚を持つために 日常生活の分担分業を子ども達自身が担い実践する
先ず日々の食事(調理、盛り付け、配膳等)に関わり、一緒にすることの楽しさと責任を実感する
気持ち良い挨拶と姿勢、規則正しい生活、整えられた部屋、身だしなみが行き届いた容姿を体感する
いつでもお客様を招き入れてもおかしくない環境を整え、生活している場所や施設のことを説明できる用意をする


A歩くことを厭わず歩き続ける 要求されていること要望されていることに素直に進んで応える
 
誠実に向き合い、食卓を囲み常に語り合い、各々が楽しいひとときを実感でき、それを積み重ねる
10q、20q、30q、40q、50qと5回目標値を定めて歩く機会を設け、合計で1年間150q歩く
心振るわせときめく瞬間を求め 今までと同じ個別行動はせず 体験したことがない場所や手段を利用する
嫌なものにも立ち向かう力と好きなものに打ち込む機会を培い 我を忘れて没頭するものを見付ける


B全ての施設内研修を自前で担う 階層別研修においては上位層が直ぐ下の下位層の研修講師を担う
 “やって見せて 一緒にやって やらせてみせて 見守り続ける”研修の充実〜キャリアパスの構築
日々の養護実践の中からお互いが教え合う 何処に配属されてもできる見識と技量を身に付ける
新しく改訂された児童部会の“倫理綱領”を常に念頭におき、子どもたちの権利擁護に努める
施設内担当職員交換研修、他児童養護施設間交換研修、他福祉施設間交換研修を積極的に進める


C各職域による職務分掌の見直しと業務標準の実質に則った各種日常業務マニュアルを策定する
 働きがいのある職場創り、法整備が充実し、安心したあらゆる休暇が取得できる職場環境を目指す
「生活マニュアル」通りに実践し、平日版、休日版、幼児版の策定と半年毎に見直し、改訂する
養護対応マニュアルとして、あらゆる場合を想定し、それらの対応策を研修会及び寮舎ホームにて策定する
業務省力化を志し、任せられる部分は委ね、支援体制強化と集中勤務集中休暇により休日取得増加を目指す


D受け入れ環境を整え、いつでもどこでも任せられる積極的な一時保護委託児童の受け入れを目指す
 本園だけでなく、提携型グループホームもあらゆる手段を昂じ、快く受け入れられる状況を創り出す
東京都の要養護児童の状況と一時保護所の慢性危機的状況を鑑み、寮舎ホーム各1名受け入れられる体制を整える
他者を受け入れる環境状況が福祉の考え方や施設のあり方の再考する機会となり、児童と職員の成長を促す
当たり前のことはもちろん職員も面倒なこと程丁寧且つ計画的に行動し チャレンジ精神を持ってあたる
本年度
行動計画

120周年(平成31年−2019年)に向けて 〜 建築完成を先送り(平成33年−2021年)
・東日本大震災の復興と東京オリンピック景気が重なり、人件費と建築資材高騰(1.5)のため、 周年行事を先送りし、4年後を目処に、理念を具現化できる建物での新築を予定しています。

・法人としての予定
 昭和43年(1968年)建造物(東京家庭学校本園・上水保育園・光ホーム) 築46年
 駐車場地に保育園(光ホーム)を新築し、保育園新館を撤去後、そこに新たな大規模な上水保育園(3階建)を新築し、旧館から園児が移動する時期に合わせて、家庭学校も地域の賃貸物件に移り、施設の事務機能は駐車場に作られた保育園に間借りし、保育園と本園を取り壊す。最終的には、保育園園庭と本園建物が平成33年末に完成予定となっています。

・家庭学校改築計画委員会 (毎月第一木曜日15:0016:00、全体会学期末毎開催)
 校祖留岡幸助の掲げる理念の継承と時代に即した養護理念と方針、それを実現できる建物の設計図(青写真)を作ります。

☆・“面倒臭いことこそ”克服する(子どもも職員も面倒くささを厭わず、丁寧に実践する)
 ・歩け歩け運動(語り合いながら歩き続け、歩いた後は食卓で楽しい団欒)
 ・教え合う・学び合う(研修テーマ)− 自立に向けて本当に必要なもの・子どもに欠けているもの
 ・ハウツウ集の作成(養護対応マニュアル「その時あなただったら、どうする?」)
 ・すべての生活場所で、緊急一時保護、保護委託を積極的に引き受ける

@生活は与えられるものではなく 能動的に自ら作り出すものして面倒臭いことを克服していく
 生活の主体者としての自覚を持つために 日常生活の分担分業を子ども達自身が担い実践する
 先ず日々の食事(調理、盛り付け、配膳等)に関わり、一緒にすることの楽しさと責任を実感する
 気持ち良い挨拶と姿勢、規則正しい生活、整えられた部屋、身だしなみが行き届いた容姿を体感する
 いつでもお客様を招き入れてもおかしくない環境を整え、生活している場所や施設のことを説明できる用意をする
 ・生活は先ず、自ら起きることから始まる。自らの意思と選択による日課の始まり。(促す)
 ・生活の一部を担い、当たり前の生活はいつもある訳ではなく、感謝して食事を頂く。(感謝)
 爪切り、整髪、整服、身だしなみを整え、送り出す。日常の営みの中で、心地良さを教える。(清潔)
 “面倒臭いこと”掃除、洗濯、入浴、学習、準備と片付け等々に説明をして、向かわせる。(説得)
 担当職員が仲良く一緒に料理を作る。そこに子どもたちも交えて、楽しく食事の準備をする。(協働)
 物を壊さないように大切に扱う。壊してしまったら、元通りに直す。そのままにしておかない。(修理)
 欲しいものがある時、したいことがある場合には、何故それが必要なのか説明させる。(説明)
 直ぐには与えない。それに見合うだけの努力が伴い、本当にそれが必要なのか見極める。(忍耐)
 物が多い世の中で貰って喜ばれるものがないかも知れないが、そんな物と機会を提供する。(驚嘆)
 ・友だちやその保護者、福祉司や教師、お客様や来賓に対しての対応を丁寧に教える。(礼節)
 テレビを観ていても、勉強をしていても、それらを中断して大切な人を持て成すことを勧める。(弁え)
 施設全体での保養地生活、林間学校やスキー教室等横割り活動より大規模で行動する。(集団)

A歩くことを厭わず歩き続ける 要求されていること要望されていることに素直に進んで応える
 
誠実に向き合い、食卓を囲み常に語り合い、各々が楽しいひとときを実感でき、それを積み重ねる
 10q、20q、30q、40q、50qと5回目標値を定めて歩く機会を設け、1年間150q歩く
 心振るわせときめく瞬間を求め 今までと同じ個別行動はせず 体験したことがない場所や手段を利用する
 嫌なものにも立ち向かう力と好きなものに打ち込む機会を培い 我を忘れて没頭するものを見付ける
 年間を通じて、計画的に目標距離を決めて、必ずグループで行動する。往復でも片道でも良し。(継続)
 今まで行ったことがない場所、したことがない機会、使ったことがない手段、初めての体験をする。(感動)
 共働学舎(かつて中高生会全員で夏休みに2週間近く行っていた場所〜ワークキャンプ)の復活と活用。(奉仕)
 音楽、絵画、スポーツ等芸術家やアスリートと交わる機会を提供し、興味や実体験を増やす。(嗜好)
 生活は食べること。美味しいもの、珍しい料理、楽しい会話、工夫された有意義な時間を提供する。(団欒)
 嫌いなものは、除去しない。一口から、そして二口、次に半分と食べられるように働き掛ける。(挑戦)
 ゲームやスマホの中に没入した生活はさせない。時間制限や時間管理を自らできるようにする。(管理)
 自分たちの生活は自分たちで創る、そして決めた事は自ら守る意識を強め、ケジメある生活をする。(規律)
 話し合う機会を沢山作る。寮舎やホーム会や個別でも真面目に向かい合う機会を定期的に作る。(議論)
 ・人を責めない。人を認め、許す。悪口を言わない。良い所を見い出し、言葉に表す。(友愛)

B 全ての施設内研修を自前で担う 階層別研修においては上位層が直ぐ下の下位層の研修講師を担う
 “やって見せて 一緒にやって やらせてみせて 見守り続ける”研修の充実〜キャリアパスの構築
 日々の養護実践の中からお互いが教え合う 何処に配属されてもできる見識と技量を身に付ける
 新しく改訂された児童部会の“倫理綱領”を常に念頭におき、子どもたちの権利擁護に努める
 施設内担当職員交換研修、他児童養護施設間交換研修、他福祉施設間交換研修を積極的に進める
 ・年度当初に児童部会“倫理綱領”を読み合わせ、本園玄関事務所始め、各職務室に掲げる。
 ・主任を中心に、内部の研修講師を担うことになっているが、リーダー層にも担ってもらう。
 研修だけではなく、日々の養護実践においてもOJT如く、対応に於いて複数で取りかかる
 引き継ぎミスや書類の紛失等が目立つので、進行管理表や引き継ぎノート、育成システム等を随時活用する
 施設内交換研修を今夏8月初旬に、5日間を目処に実施する。対象候補者を6月に運営会議で調整する
 児童養護施設だけでなく、乳児院、児童自立支援施設、自立援助ホーム等また異業種にも働き掛ける
 ・職員も謙虚な姿勢で、しかし緊張感と自信を持って臨む。受け入れ先も、快く迎え入れる。
 施設全体を見渡せるように、何処に配置配属されても、どの役職に就いたとしてもできる力量を備える
 評価測定の前段階として、キャリヤパスの研修体制とその整備に努める。それに見合う給与体系も整える

C各職域による職務分掌の見直しと業務標準の実質に則った各種日常業務マニュアルを策定する
 働きがいのある職場創り、法整備が充実し、安心したあらゆる休暇が取得できる職場環境を目指す

 「生活マニュアル」通りに実践し、平日版、休日版、幼児版の策定と半年毎に見直し、改訂する
 養護対応マニュアルとして、あらゆる場合を想定し、それらの対応策を研修会及び寮舎ホームにて策定する
 業務省力化を志し、任せられる部分は委ね、支援体制強化と集中勤務集中休暇により休日取得増加を目指す
 昨年度ホームで実施した改訂版「生活マニュアル」を施設全体で実施し、完成版を策定する
 ホーム移転、転校手続き、住民票無しの教育委員会申請、朝の起こし方等々『ハウツウ集』を策定する
 ・各寮舎ホームに毎月一事例を提供し、担当職員間で練り上げたものを運営会議で集約する。
 ・昨年度有給取得率50%を掲げ達成できたホームがあったので、引き続きその数値を目指す。
 ・積年勤務者に有給休暇だけでなく、10年毎に纏まった特別休暇が取得できるように整える
 大人の都合や職員の勤務優先で、子どもの予定が決まってしまう実態があるので、優先順位を考慮する
 勤務や休暇のバランスが悪いチームがあるので、主任が必ず介入してチェックし、調整する
 ・上司には連絡相談は必要だが、先ず担当職員が対応する、という覚悟と姿勢は見失わない。

D受け入れ環境を整え、いつでもどこでも任せられる積極的な一時保護委託児童の受け入れを目指す
 本園だけでなく、提携型グループホームもあらゆる手段を昂じ、快く受け入れられる状況を創り出す
 東京都の要養護児童の状況と一時保護所の慢性危機的状況を鑑み、寮舎ホーム各1名受け入れられる体制を整える
 他者を受け入れる環境状況が福祉の考え方や施設のあり方の再考する機会となり、児童と職員の成長を促す
 当たり前のことはもちろん職員も面倒なこと程丁寧且つ計画的に行動し チャレンジ精神を持ってあたる
 慢性的な一時保護不足があり、社会的養護の実態に即して、施設全体で受け入れ準備を整える
 まだ回答は得られていないが、提携型グループホームも保護委託児童を受け入れる用意をしている
 年間通じて定員マイナス8名の状況を考慮し、どの寮舎どのホームでも受け入れられる準備をしておく
 受入寮舎ホームだけが対応する訳でなく、施設全体で受けるので惜しみない協力体制を望む
 ・既に寮舎発表の際に、子どもたちの前でもお願いしているが、各担当からも十分説明する。
 ・これは“面倒臭いこと”ではなく、福祉のあり方や地域貢献として必要なことと理解する。
 好意的に受け入れることで、施設全体が活気付き、子どもたちを含めた連帯感を養う機会となる
養護体制
 児童養護施設は、そこで暮らす子どもたちが“(家庭より)よりよく生きる”場所を提供し、彼ら一人ひとりの発達を保障するものでなければならない。子どもたちが自分の存在について“生まれてきてよかった”と実感でき、自信が持てるようになるためには、安心して身を委ねられる身近な存在が必要であり、その大人の存在によって彼らの無限大の能力は引き出される。施設職員は、「共に居る」存在だけでなく「共に寄り添う」「共に住まう」等日常生活に根ざした平凡な養育の営みの質を高める存在でなければならない、との考えのもと、今年度の定員は、例年通り本体施設40名+地域小規模児童養護施設6名×2箇所−12名の52名で実施します。寮舎とホームの児童編成は、信頼関係を構築するため配属された場所で継続して生活できること、そして自分の居場所を確保し、個別的な関係を持つことで生活感と豊かさの実感を得ること等のために日常の時間差で関わることができる少人数の男女混合縦割を原則とします。しかし現在男女比の割合で男子が多く、本園1寮舎を男子寮、分園1ホームを男子ホームとし、また性的モラルの低い家庭環境や被害を受けているケース等の入所理由によっては、子どもたちが安心して暮らせる(迎え入れる)場所や生活空間を固有のケースに応じて提供しなければならないことから、相応し環境を整えます。
 すべての生活単位を児童6名とし、本園を4寮舎24名(1幼児寮+3学童寮)、分園−都型グループホーム3箇所16名(含提携型グループホーム−高校生男児5名+高校生女児5名)、地域小規模児童養護施設2箇所12名(6名×2箇所)とします。その職員編成においては、各寮舎担当3名、各ホーム担当3名+αで、各寮舎にはリーダーを、各グループホームにはホーム長を任命し、まとめ役として本園3寮舎学童寮主任、幼児寮主任、グループホーム主任(杉並3ホーム)を配し、さらに本園統括主任とグループホーム統括主任を配置し、チーム力向上と組織力強化を図ります。全ての調理を完全自炊として、すべての生活単位で、家庭的養護を推進します。


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